Google Cloudでサポートに問い合わせをする

GCPを使う上で、質問、仕様の確認や障害の詳細などを確認したいケースがあります

現在のサポートは第3世代になります
従来のサポート サービスの終了

GCPのデフォルトではサポートにケースを投げられない

デフォルトのサポートクラスは、ベーシック サポートです。

ベーシック サポートはカスタマーケア ポータルからケースが投げられず、
サポートチームに直接問い合わせる事が出来ません。

コミュニティサポートに投稿して、ユーザーもしくはGooglerからの返答を待つ形式になります。

Cloud Consoleから有料サポートが購入できる

カスタマーケアの詳細と購入は、Cloud Consoleのサポートから可能です

サポートの種類

Cloud カスタマーケアのサポートを利用する
ベーシック サポートスタンダード サポートエンハンスト サポートプレミアム サポート
コミュニティサポート
エスカレーション-
料金$0$29/月+毎月の課金額3%$500/月+毎月の課金額3%$12,500 /月+毎月の課金額4%
対象言語英語英語、日本語、
中国語(北京語)、韓国語
英語、日本語、
中国語(北京語)、韓国語
サポート時間平日9〜17時24時間 365日
(日本語対応: 平日9〜17時)
24時間 365日
一次回答P2: 4時間以内
P3〜P4: 8時間以内
P1: 1時間以内
P2: 4時間以内
P3〜P4: 8時間以内
P1: 15分以内
P2: 4時間以内
P3〜P4: 8時間以内

必要なサポートを選定する

スタンダード以上からGCPサポートチームにカスタマーケア ポータルからケースが投げられます
日本語対応が必要の場合はエンハンスト以上の購入が必要です。

エンハンストで気を付けなければいけないのは、日本語対応は平日9〜17時と限定されており、
その時間帯以外でケースのやり取りをすると、国外のサポートチームに引き継がれる為、
サポートの担当が変更となり、やり取りが複雑になります。

それなので常時日本語対応を求める場合は、エンハンストで対応時間帯内もしくはプレミアムの購入が必要です。

自身で購入せずにGCPパートナー企業のサポートを利用する

パートナーにサポートを代行してもらうメリット・デメリットを述べます。

<メリット>
・購入するより低コストでサポートが提供される可能性がある
・GCP料金の割引が発生する可能性がある

<デメリット>
・エスカレーションフローが深くなり、スピードが落ちる
・パートナーにナレッジがなく、技術的に恩恵がない可能性がある

コメント

このブログの人気の投稿

BigQuery テーブルの有効期限を設定する

ChromebookでAndroidアプリをインストールする方法

Cloud Schedulerは必ず実行されるわけではない