Google Cloud 認定資格の合格ポイント
別投稿でGoogle Cloud 認定資格と試験の解説を書いたので、 今回は合格のポイントを書きます。
ちなみに私は試験回数は7回で5回合格してます。
- Professional Cloud Architect (不合格 → 不合格 → 合格)
- Professional Cloud Developer (合格)
- Professional Data Engineer (合格 → 合格 → 合格)
試験勉強のポイント
模擬試験の解答解説を完全に理解する
各試験には模擬試験が用意されています。
模擬試験も本試験と同様に4択で、解答の解説は4択すべてにあります。
本試験では模擬試験で不正解だった択目が、別問題として正解になっているケースがあるので、模擬試験の4択は正解の択目だけでなく、不正解の解説も読み理解しておきましょう。
また、本試験には模擬試験と似た問題が2〜3問出題されるので、模擬試験は必ずやりましょう。
各プロダクトの概要にあるキーワードを覚える
Google Cloud プロダクトの各プロダクトの概要から、キーワードと他のプロダクトと組み合わせた構成例を覚えましょう。
例えばCloud Spannerなら、「グローバルに分散」「水平スケーラビリティ」「トランザクション」「SQLライク」というようなキーワードを覚えておきます。
そうすれば試験問題がDBの選定だった場合、問題文に拾ったキーワードが含まれていれば、問題の内容がわからなくても、Cloud Spannerを選択すれば正解できます。
お金を使って学ぶ
時間とお金に余裕があるなら、GCP認定トレーニングパートナーである2社のトレーニングを受けるというのも良いでしょう。
トレーニングパートナー企業の社員は、GCP認定トレーナーという資格が取得できるので、GCP認定トレーナーによるトレーニングが受けられます(ただ、Qwiklabsを使った学習だと思うので、UdemyやCourseraと同じかなと)
書籍で学ぶならAssociateだけですが公式ガイドがあります。
Google Cloud認定資格Associate Cloud Engineer公式ガイド
下記のGoogle Cloud パートナー企業が出版してる書籍を読んでみるのも良いと思います。
試験中のポイント
試験の心構え
なまじGoogle Cloudを活用して実務をしていると、プロダクトの機能性やコストを知っているだけに、問題文のケースを読むと「こんな簡易のケースで数十万のコストを払うのが良いという回答は・・」とか思っちゃうわけです。
そんな老婆心は捨てましょう!この試験は顧客の問題を解決するより、どちらかというと今Googleが売りたい商品を売るためものなのです。
回答がわからないなら、4択のうち、一番高そうな構成を選択すれば良いのです。
もはやCloud Spanner、Cloud Composerあたりが選択肢にあったら、ボーナス問題と捉えましょう。
問題文をよく読む
「各プロダクトの概要にあるキーワードを覚える」でも書きましたが、この試験はプロダクトや構成を選択肢から選ぶというものが主なので、問題文にプロダクトの特長であるキーワードが含まれています。
なので問題文を理解するよりかはまず、何のキーワードが含まれているか確認して、キーワードが含まれるプロダクトと構成を見つけましょう。
採点方法を意識する
この試験は1つのプロダクトに対して、似たような問題が2〜3問出題されます。4択という事もあり、同様の問題を2〜3問出して1問だけ正解だと、そのプロダクトを理解してないという採点をしている印象です。
似た問題や似た回答を何度もする事に不安を持たないようにしましょう。
まとめ
基本的にはお金をかけなくても、下記の3点をやれば合格できると思います。
- 模擬試験の解答解説を完全に理解する
- 各プロダクトの概要にあるキーワードを覚える
- 問題文をよく読む
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