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3月, 2023の投稿を表示しています

Cloud Schedulerは必ず実行されるわけではない

Cloud Schedulerは「ジョブターゲットへの配信を少なくとも1回は確実に実行します」という記述がある。 この文言からリトライの設定は不要と思いがちだが、サポートによればリソースが確保できずに、 実行されない事象があるとの事でした。 必ず1回実行したい場合は、リトライの設定をする事で限りなく「必ず」に近い実行状況になります。

Chromebookの指紋認証を有効にする

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Chromebookには指紋認証のデバイスが付いてるモデルがあります 僕の使っているモデルにも付いています ASUS Chromebook Flip C436FA (C436FA-E10162) 「 Chromebook で指紋を設定してログインする 」を参考に、 設定→[セキュリティとプライバシー]で指紋認証の設定があるようなので確認してみると、それらしい項目がない。 組織のマークがあるのでGoogle Workspaceの設定によって項目が表示されていない様子 Google Workspaceの管理で、[デバイス]→[Chrome]→[設定]→[ユーザーとデバイス]を見てみると、 フィンガープリントという項目があったので、チェックを付けて保存 再度、設定→[セキュリティとプライバシー]を確認すると、指紋認証の項目が表示されたので、指紋を追加 これで指紋認証でログインが可能となりました

ChromebookでAndroidアプリをインストールする方法

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Google Workspaceアカウントでログインした状態でインストールする方法です ChromebookはGoogle Play ストアからAndroidアプリをインストールして使えるという事だったので、 Google Play ストアで任意のアプリをインストールしようとしたが、インストールができなかった 設定→[アプリ]を見てみると「オンにする」が無効になっているので、これを有効にする必要がありそうと気付く 組織のマークが付いているので、Google Workspaceで制限されていると予測がつく。 個人のGoogleアカウントであれば、「オンにする」がアクティブなので押せば、 Google Play ストアから任意のアプリがインストール可能のようだ。 Google Workspaceの管理→[デバイス]→[Chrome]→[アプリの拡張機能]→[ユーザーとブラウザ]を見てみると、 Playストアが「すべてのアプリを拒否する、管理者が許可リストを管理する」になっていた [追加の設定]を押すと下記の画面となり、[Chromeデバイス上のAndroidアプリ]が[禁止]になっていたので [許可]に変更して保存をします 保存からしばらく待つと各端末にGoogle Playがインストールされて、設定→アプリが有効に切り替わっています ただ、上記のWorkspaceの管理の設定でPlayストアが「すべてのアプリを拒否する、管理者が許可リストを管理する」 になっているので、Google Playストアからは何もインストールは出来ません アプリの管理方法 「すべてのアプリを拒否する、管理者が許可リストを管理する」の設定状態のアプリを管理方法については、 管理者がPlayストアが承認する事によって、ユーザーはアプリをインストールが可能になります。 同じ方法でChromeストアのChromeアドオンなども管理可能です。 管理者が任意のアプリを承認すると、ユーザーのGoogle Play ストアでは、承認されたアプリがインストール可能となります

BigQuery テーブルの有効期限を設定する

BigQueryのテーブルには有効期限が設定できます 設定の2種類あります テーブルの有効期限 テーブルが作成されてから有効期限が過ぎるとテーブル自体が削除される 例) 有効期限を2023-02-03 14:00:00に設定すると、2023-02-03 14:00:00 (UTC)にテーブル自体が削除される パーティションの有効期限 パーティションの有効期限が過ぎるとパーティションが削除される 例) 有効期限を86400秒(3日)に設定すると、2023-02-05にパーティションの2023-02-02以前が削除される ※ちなみに2023-02-05以降に2023-02-02以前のデータを入れた場合、即時削除されます テーブルの有効期限 bqコマンドでの設定 // 新規テーブルに有効期限を設定 (作成から3日後に削除される) bq mk --expiration 86400 dataset.table --schema schema.json // 既存テーブルに有効期限を設定 bq update --expiration 86400 dataset.table // 既存テーブルの有効期限を解除したい場合は0を指定 bq update --expiration 0 dataset.table Client Libraryでの設定(Python) // 新規テーブルに有効期限を設定 (2023-02-27 14:00:00に削除される) from google.cloud import bigquery from datetime import datetime client = bigquery.Client() bq update schema = [ bigquery.SchemaField("timestamp", "TIMESTAMP", mode="REQUIRED"), ] table_id = 'project_id.dataset.table' table = bigquery.Table(table_id, schema=schema) table.partitioning_type = 'DAY' table.expires ...

Google Cloud パートナーを選び方

どう関わって欲しいのかを考える まず、Google Cloud パートナーを選定する前に、下記の選択があると思います。 ・自社で開発したいが、料金は請求書払いにしたい ・自社で開発したいが、コストを下げたい ・技術的なサポートを受けながら、自社で開発したい ・パートナーに開発・運用をしてもらいたい ・パートナーに開発をしてもらいたいが、運用は自社で行いたい 自社で開発したいが、料金は請求書払いにしたい GCPの料金はパートナーと契約して請求代行をする以外は、クレジットカード払いです。 請求書払いを希望する場合は、下記のリンクからパートナータイプがSellエンゲージメントモデルを指定して検索しましょう。 請求代行が可能なパートナーを検索する 自社で開発したいが、コストを下げたい 例として、ある企業がGCPを使ってあるシステムを開発したいと思っており、 100万円/月の料金と試算したとします。 パートナーと契約せずに毎月料金を支払う場合、そのまま100万円になります。 ただ、請求代行のパートナーと契約するとコスト面でメリットがあります。 まず請求代行のパートナーはどのようなビジネスモデルかを説明した上で、 メリットを述べたいと思います。 パートナーは、GCPから請求される請求代行分の料金に対して、割引が受けられます。 パートナークラスは、メンバー、パートナー、プレミアと分かれており、 パートナークラスに応じて割引率は異なります。 パートナークラスがプレミアで割引率が15%だった場合、顧客が請求代行で支払う代金は100万円ですが、 GCPからパートナーへの請求は85万円となり、パートナーは15万円の利ざやを得る事になります。 また、請求代行額はパートナークラスの評価基準の一部である為、パートナーはより多くの顧客の獲得を目指します。 「利ざや」と「パートナーの評価向上」の両方を効率よく運用する為、パートナーは顧客に対して、 利ざやから割引を行います。大体3〜5%です。 これによりパートナーと契約して請求代行をする事で、顧客のGCP料金は3〜5%の割引となります。 注意点 パートナーは顧客の請求代行をした場合、顧客のGCPのカスタマーサポートを代行する義務が発生します。 GCPは自社のサポートチームの負担を減らす為に、パートナーに...